整形外科
整形外科とは
整形外科では、打撲や捻挫、骨折、膝や肩、腰の痛みを和らげるための治療を行っています。
外科の中でも骨や関節、それらの機能改善に関する処置を行いますので、体の痛みでお困りの際はお気軽にご相談ください。
このような症状がある方は
整形外科へ
- 肩こりや腰痛が続いている
- ぎっくり腰になってしまった
- 骨折してしまった、骨折しやすくなった
- 事故に遭って体を痛めてしまった
- 膝や肩の関節痛がひどい
など
整形外科の症状・疾患
打撲
打撲とは、人や物にぶつかって転倒した場合などに起こる筋肉の怪我です。
表面には傷がなくても、強い力が加わると皮下組織や筋肉が損傷してしまうことがあります。
捻挫
捻挫とは、関節部分の損傷を言います。
歩行中に足を捻った後に痛みが出て腫れてしまった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
軽度の捻挫であれば歩いた際に痛みを感じる程度ですが、損傷が大きくなると足を動かすだけで痛みが走ったり、靭帯が傷ついていたりする場合もあります。
骨折
骨折は、その名前の通り「体の骨が折れてしまっている」という状態です。
骨の一部が欠けたりヒビが入ったりしている状態も骨折に含まれ、原因はいろいろなものが考えられます。
変形性の膝関節症
変形性関節症とは、関節の間にある柔らかい骨がすり減って炎症を起こしたり、水が溜まったりしている状態のことです。
特に膝の痛みは加齢によって起こりやすいトラブルとしても有名です。
肩関節周囲炎
肩関節周囲炎とは、いわゆる「四十肩」「五十肩」と言われるものです。
年齢を重ねると、日常動作の中で肩に違和感を覚えたり痛みを感じたりすることが増えてきます。
肩の痛みや可動域の現状などを総称して肩関節周囲炎と言い、治療には湿布薬やヒアルロン酸注射などを用いることが一般的です。
圧迫骨折
圧迫骨折とは、背骨が潰れたように折れてしまうことです。
70代前後のご年配の方に起こりやすい症状で、多くの場合は骨粗鬆症が原因とされています。
背が縮んだと感じる方、背骨や腰が曲がってきた方、立ち上がるときに背中や腰が痛いなどの違和感があったらぜひ早めに受診するようにしてください。
骨粗鬆症
骨粗鬆症は、骨の中のカルシウム分が少なくなって骨が脆くなっていく病気です。
健康な状態の骨と比べると中身がスカスカになってしまい、潰れやすくなったり折れやすくなったりします。
転倒による骨折はもちろん、勢いをつけて座ったり、躓いたり、重度の場合はくしゃみによって骨が折れてしまうということもあります。
骨粗鬆症になりやすい方
骨粗鬆症はホルモンバランスの変化によって起こりやすくなるため、50代以降の女性が特になりやすい病気だと言われています。
60代女性では5人に1人、70代女性では3人に1人が骨粗鬆症であるという調査結果もあります。
骨粗鬆症の予防方法
骨粗鬆症を予防するために欠かせない栄養素は「カルシウム」と「ビタミンD」です。
また、適度な運動や日光浴、筋力トレーニングの習慣を保つことも大切です。
あまり運動習慣がない、食事が偏っているという方は、ぜひ一度見直してみてください。
交通事故治療について(自賠責による治療も行っております)
交通事故による怪我は、時間が経ってから現れることも少なくありません。
予想外の衝撃によって普段は気にしていないような部分を痛めてしまうこともあるでしょう。
交通事故の後に起こりやすい「むち打ち症」なども、事故後しばらく経ってから症状が出てくると言われています。
事故に遭われた場合は、速やかに整形外科を受診するようにしてください。
腰痛でお悩みの方へ
腰痛がなかなか治まらない、慢性的に腰が痛いという方は、ぜひ当院にご相談ください。
腰痛にはさまざまな原因があるため、まずは原因を突き止めてしっかりと治療を行っていくことが大切です。
当院は麻酔科を標榜しており疼痛治療も行っています。
患者様の痛みを和らげながら、腰の痛みの根本を改善する治療を提供いたします。
運動療法と理学療法
運動療法
運動療法とは、体を動かすことで疾患や後遺症の症状を改善、予防を図る取り組みです。
有酸素運動や無酸素運動、筋力のトレーニング、ストレッチなどを行うことで体を効果的に動かします。
運動療法は生活習慣病の予防としても重要な取り組みで、活動的に日常生活を送ることは健康寿命を伸ばすことにも欠かせないと言われています。
理学療法
理学療法はリハビリテーションの一環であり、病気、けが、高齢、障害などによって運動機能や生活動作が低下した方へ痛みやしびれなどの軽減・改善を図る目的で行われる治療法です。
医師の指示のもと、痛みや関節の動き、基本的な動作など個々に適した治療を提供しています。