胃カメラ検査
胃カメラ検査とは
胃カメラ検査は、体の食道・胃・十二指腸に疾患がないか検査を行います。
当院は患者様の負担軽減を考慮して、鼻からカメラを挿入する経鼻内視鏡を使用します。
胃カメラ検査でわかる疾患
胃がん
胃がんは早期段階での症状がほとんどなく、進行がんまで進展して初めて気づくことが多い病気です。
胃カメラ検査を行うことで進行前に発見して完治へ向けた治療を行うことができます。
十二指腸がん
十二指腸がんも胃がん同様に初期症状が出にくく、検査をして初めて気づくことがほとんどです。
消化管に発生するがんの中では稀な種類で、遺伝による発症も考えられています。
食道がん
初期段階で発見できれば完治の可能性が高い食道がんですが、初期症状がほとんどなく、検査以外ではなかなか気づくことができません。
60代以降、喫煙や飲酒の習慣がある男性が罹りやすいがんの一つです。
ピロリ菌
ピロリ菌の存在が確認された場合、抗菌薬と胃薬の内服でピロリ菌を除菌する必要があります。
ピロリ菌の除菌を受けると、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発を約90%も抑えられ、結果として胃がんのリスクを軽減することにもつながるでしょう。
胃潰瘍
ピロリ菌感染によって起こる胃潰瘍は、放置することで胃がんのリスクにもつながってしまいます。
また、鳩尾の痛みや胸焼けといった不快な症状も多数出現するため、早めに受診して治療を受けるようにしましょう。
検査のタイミング
胃カメラ検査は、40代になったら年に1回は受けていただくことをおすすめしています。
現在は会社の健康診断で受ける機会が多いかもしれません。
それ以外にも、人間ドックと併せて受けていただいたり、体調に違和感がある際に受けていただいたりと、ぜひ気軽に検査を取り入れてみてください。
胃カメラ検査の特徴
胃カメラ検査には、鼻からカメラを挿入する経鼻内視鏡と口からカメラを挿入する経口内視鏡があります。
当院は経鼻内視鏡を用いて患者様の負担が少ない検査を行っております。
経鼻内視鏡と経口内視鏡
経鼻内視鏡は、経口内視鏡と比較すると患者様の負担が大きく軽減されているという特徴があります。
カメラ挿入時の不快感が少なかったり検査中も会話ができたりと、初めて検査を受ける方も無理なく取り組んでいただけるかと思いますので、ぜひご相談ください。
検査の流れ
当院の胃カメラ検査は基本的に予約制にて承っています。
検査を希望される方は、まずご予約のお電話をお願いいたします。
検査は朝8時から行っていますので、仕事の前に検査を受けたい方、午前中に済ませてしまいたいという方にも負担なくお越しいただけるかと思います。
検査費用
1割負担の場合
胃カメラ検査のみ | 3,000円前後 |
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胃カメラ検査・採血・超音波検査 | 5,000円前後 |
ポリープ切除 | 20,000円前後 |
3割負担の場合
胃カメラ検査のみ | 8,000円前後 |
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胃カメラ検査・採血・超音波検査 | 13,000円前後 |
ポリープ切除 | 50,000円前後 |
※初診料など詳しくはお問い合わせください。
※検査内容により異なる場合があります。